中国は雲南省。
標高1800mの高地が
茶樹の故郷と言われています。
樹齢2800年の古い茶樹も発見され
新たなお茶の物語もはじまってゆきます。
長い時間と人の手を経て
お茶は暮らしの一部から礼儀の一部となり
茶文化は節目の大切なものとなりました。
天に向かって大きく枝を広げる古樹
悠久の時を経た
希少性に富んだ茶葉。
あなたに相応しい、はじまりの日
はじまりの木の一杯。
あなたの大切な、はじまりの時
邪気をはらい、幸運をもたらすといわれる
香り立つ古樹プーアル茶で
風水は木・火・土・金・水が基本といわれ
中国茶と同じ長い歴史をもつものです。
肥沃な大地(土)で沢山の陽(金)を浴び
新芽(木)を摘み、熱(火)を加え
水となって飲する茶葉が
幸運の万能薬といわれる由縁です。
また、土中に深く伸びた茶の木は根と根が
いつしか一つになる。深く伸びた根は
移植もできなくなることから
最後まで添いとげるという意味で
祝事でのお茶は大切なんですね。
甘く、薬効性の高い熟プーアル茶は
水をかけ圧力をかけ大地の恵みに
多くの智恵を加えることで誕生した
希少性に富んだ茶葉です。
軽く清々しい若い茶葉は長い時間を旅し、
重くコクのある茶葉へと熟成します。
幸運の万能薬といわれる由縁です。
大切な方へのギフト
心のこもった熟プーアル茶。
「そう、年の頃なら五十ちょっとかな
包み込むような優しい女性…」
この友人はワインを飲む時のように
中国茶をテイスティングする。
それも女性にたとえながら。
さらに一言。
「この女性は結婚前に
つらい失恋を経験している、
だから深い愛情に満ちている。」
洗茶した香りがそれらしい。
茶馬古道は、中国南西部からチベットにかけて
3000㎞以上つづくお茶の交易の道。
コンパクトに固めた茶葉を馬の背に荷積みして
半年以上の期間をかけて運んで行きます。
円盤型の餅茶(へいちゃ)
お碗型の沱茶(だちゃ)
レンガ状の磚茶(たんちゃ)。
黒茶の楽しみ方は様々です。
ゆっくりと、熟成する人生のように。
シューベルトの「冬の旅」にも歌われている
リンデンの木。
樹液には消毒作用があり旅人の避難場所と
なり清浄を象徴する木といわれています。
昔の人は冒険や旅が好きだったのでしょう
傷付き疲れきった旅人はそれを癒してくれる
場所や方法を持っていたようです。
中国茶のはじまりも薬用からはじまり
飲み物へと変わってきましたが
先人たちはカラダにやさしい贈り物を
私たちにそっと残してくれたんですね。
緑茶をゆっくり、ゆっくりと寝かせた
薬効性の高い生プーアル茶。
長時間寝かせることにより殺菌力や免疫力が高まる
希少性に富んだ黒茶です。
発酵するほどにタンニンとカフェインが減少
胃にやさしい茶葉へと熟成します。
長い時間を旅し、時がつくりだす
カラダにやさしい贈り物 生プーアル茶。
中国では昔から赤ちゃんの誕生を祝って
プーアル餅茶と一枚の紙幣を
大切に保管する習わしがあります。
それは子供の健康と豊かな人生を願ってのこと。
ゆっくりと熟成された美味しい黒茶を
二十年と時を経て
成長したお子さんと共に口にする
素敵な物語だとは思いませんか。
黒茶は健康に役立つだけではなく
寝かせれば寝かせるほど美味しくなり、
時を経てその価値を高めてゆく茶葉です。
茶葉と同封する紙幣のシリアル番号が
同じというのも、お誕生や祝い事の
良い思い出づくりの演出になります。
誕生にあわせた贈り物として
二十年後に思いを馳せるご自身の記念として
プーアル餅茶と物語はじめませんか。